それからはマスクのことばかり考えていた

 「それからはスープのことばかり考えていた」が好きで。自分の理想の見た目の人が、いつか自分の目の前に現れたらどんな気持ちだろう。その相手に好意は持つかな、わからない。

イタリアでは外でのマスクの着用が義務になってからしばらくたった。クリスマスを前にどんどん学級閉鎖になり、高校は全てオンライン授業になった。夜は18時で飲食店は閉まるし、友達を家に招くこともできない。マスクをつけていない人が罰金の紙を渡されているところをみた、と言う話も身近で良く聞くようになった。

「こんな風に少しづつ自由が制限されるのがファシズムの始まりだったよ」なんて怖いことを言う年配の話を聞いたりする。クリスマス前の明るい雰囲気はなく、ほんとうに淡々と日々を過ごしている。「また店がしまったら、もう開けられないだろう」なんて話もよく耳にする。



とりあえず早く終わって欲しい。

と、同時に前には絶対に戻らないんだから、去年までとは違う考え方で生きていくしかないんだなって思う。まぁ新しいことはいつでも難しくて楽しい。

なんていうか、今までこうなるだろうと思っていたことを、それはそれとして夢見つつ、これまで以上にいろんな可能性に自分の半身を開いておく必要性みたいなことを感じている。(半身を開いておくここから↓)

仕事に上下はないけど、つい自分の今までやってきたこととか体裁の良さげなことに価値があるんじゃないかって思ってしまう。そういうのからもっと自由にならないとな。そして今まで以上に人とも繋がっていきたいなぁ、と思う火曜日。

おわり

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